ここは長崎県平戸市、生月島。生月大橋を渡ってたどり着くこの島は、海と風が刻んだ大地に、どこか異国のような風景が広がる場所です。断崖絶壁が続く西海岸には、荒波に削られた玄武岩の塊「塩俵の断崖」が南北に500m、高さ20mとそびえ立っています。そのすぐ上では、放牧された牛たちがのんびりと草を食む姿も見られます。
日差しのまぶしい午後、生月サンセットウェイを走れば、青く澄んだ空と海、そして風にざわめく野の草木が道沿いに生い茂り、まるで日本を離れて、遠い異国を旅しているかのような気持ちになります。
島の北端に立つ大バエ灯台は、白亜の姿で海の彼方を静かに見つめ、訪れる者に深い余韻を残します。自然の荒々しさと、どこかやさしい時間が流れるこの島には、忘れられない風景があります。
アクセス 平戸大橋より車でおよそ25分。
撮影日時 2025年7月下旬 午前11時~午後3時
気温 30℃
文章/坂本憲司
写真/坂本憲司
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