ここは佐賀県唐津市、玄界灘に面した名勝・七ツ釜。長い歳月をかけて自然が彫り上げた柱状節理の断崖は、荒々しさの中にもどこか秩序ある美しさを湛え、その足元には透き通るような青い海が広がります。七つの海蝕洞が並ぶ姿は、まさに自然が刻んだ彫刻のよう。洞窟の奥へ差し込む光と、深く澄んだエメラルドグリーンの海との対比が生み出す光景には、思わず息をのみます。展望台からも見応えがありますが、遊覧船に乗って海から見上げる七ツ釜は、さらに立体的な迫力と美しさに満ちています。荒々しさと静けさが同居するこの断崖は、まさに自然が描いたひとつの芸術作品です。
アクセス JR唐津駅より車で25分程度。 駐車場有り。
撮影日時 2025年7月下旬 午前10時30分~午前11時30分
気温 31℃
文章/坂本憲司
写真/坂本憲司
Related Posts
2024-11-11
雲海と富士山が織りなす黄金の朝
高ボッチ高原は、標高1,665メートルの高さから壮大な景色を楽しむことができる絶景スポットです。特に、10月中旬から12月上旬(道路閉鎖前)までの早朝には、圧倒
2025-09-25
光と風が織りなす、九十九島の絶景
ここは長崎県佐世保市。大小208の島々が織りなす「九十九島」です。その名のとおり“数えきれないほどたくさんの島”を意味する、詩的な呼び名です。リアス式の入り組ん
2025-06-09
青空と海に輝く白い鳥居
香川県三豊市の粟島にある馬城(まき)八幡神社の鳥居は、海に迫り出すように立つ独特の景観が魅力です。真っ青な瀬戸内海と空を背景に、白い鳥居が際立ち、まるで夏の思い




