香川県三豊市の粟島にある馬城(まき)八幡神社の鳥居は、海に迫り出すように立つ独特の景観が魅力です。真っ青な瀬戸内海と空を背景に、白い鳥居が際立ち、まるで夏の思い出を封じ込めたかのような美しい光景を見せてくれます。この海上鳥居は、自然と調和した神秘的な雰囲気が漂い、訪れる人に癒しと神聖な感覚をもたらします。粟島は瀬戸内国際芸術祭の舞台のひとつで、自然と芸術が見事に融合し、長閑な島時間がゆっくりと流れています。
アクセス 三豊市詫間町の須田港から定期船で15分程度で粟島港へ。
須田港に駐車場有り。
撮影日時 2024年8月下旬 午前10時〜12時
気温 30℃
文/坂本憲司
写真/坂本憲司
Related Posts
2024-11-17
異国の風景を感じる橋杭岩
北八ヶ岳山麓の豊かな緑の中に静かに佇む御射鹿池(みしゃかいけ)は、日本画家の東山魁夷が描いた「緑響く」のモチーフとなった池と言われています。木々が映りこむ水面が
2024-11-10
ダイダラウルトラボウの物語
小豆島の南部、三都(みと)半島の神浦(こうのうら)に、瀬戸内国際芸術祭2022の作品「ダイダラウルトラボウ」(伊東敏光+広島市立大学)が佇んでいます。「日本の山
2024-11-23
雲海に包まれる湖、屈斜路湖の絶景
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖で、その雄大な自然が魅力です。津別峠展望台からは、初夏から秋にかけて発生する雲海が湖と山々を包み込み、ダイナミックで幻想的な景観を