斐伊川は、神話と自然が交錯する特別な存在です。スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した伝説が織り込まれ、豊かな自然の美しさと共に、古代から治水を通じて地域と結びついてきた歴史があります。川面に朝日が映える風景は、神々への畏敬と自然の厳かさを感じさせ、今も多くの人々を魅了しています。文化的・宗教的な意義を持つこの川は、古代の出雲の空気を今に伝える大切な場所です。
アクセス 山陽自動車道 宍道ICから車で20分程度。
撮影場所は橋上なので駐停車はできません。
斐伊川の河口に宍道湖西岸なぎさ公園に無料駐車場有り。
周辺に散策道が整備されてます。
撮影日時 2019年5月初旬 午前6時〜7時
気温 3℃
文/坂本憲司
写真/坂本憲司
Related Posts
2025-01-20
雪と静寂に包まれる白川郷の朝
雪に覆われた白川郷は、まるで昔話のような幻想的な風景が広がり、冬の静寂がその美しさを一層引き立てます。合掌造りの家々は急勾配の茅葺き屋根が特徴で、積もった雪がそ
2024-12-27
神聖な御来光と豊かな自然が織りなす三ツ石海岸
三ツ石海岸は、神奈川県真鶴町の景勝地で、三つの巨大な岩が沖合に突き出ています。特に元旦には、注連縄をかけられた岩の間から昇る神々しい朝日が見られ、多くの人々が御
2025-04-21
歴史と自然が織りなす雨晴海岸の冬景色
ここは富山県高岡市の雨晴(あまはらし)海岸。スッキリと晴れた日には富山湾越しに女岩と3000メートル級の立山連峰が望めます。この日は立山連峰を見ることができませ