耶馬溪は、大分県中津市に広がる美しい渓谷で、奇岩や断崖が連なる独特の景観が魅力です。江戸時代に僧侶・禅海が手彫りで切り開いた「青の洞門」は、地域の安全を支える歴史的なトンネルです。また、「一目八景」では、奇岩が連なるダイナミックな景観を間近に楽しむことができ、特に秋の紅葉時期には、その美しさが際立ちます。自然と歴史が織りなす耶馬溪の風景は、訪れる人々に深い感動を与え、日本を代表する名勝地として知られています。
中津市内から国道212号線経由で20分程度。
駐車場有り。
一目八景へは耶馬溪より車で30分程度。
駐車場有り。
撮影日時 2021年2月初旬 午前中
気温 10℃
文/坂本憲司
写真/坂本憲司
Related Posts
2024-11-10
ダイダラウルトラボウの物語
小豆島の南部、三都(みと)半島の神浦(こうのうら)に、瀬戸内国際芸術祭2022の作品「ダイダラウルトラボウ」(伊東敏光+広島市立大学)が佇んでいます。「日本の山
2024-12-07
涅槃図と朝靄が描く神秘の風景
阿蘇の魅力は、何よりもその壮大な自然と火山活動によって生まれた独特の地形にあります。広大なカルデラの中に人々が暮らすという光景は、世界でも珍しく、その中心にそび
2024-11-10
こころ癒やされる港町、伝統の薬味酒 ~広島県福山市 鞆の浦~
瀬戸内海国立公園の一角、福山市「鞆の浦」。江戸時代末期、安政6年(1859年)に建てられた常夜燈に引き寄せられるように、多くの観光客が小さな港町を訪れます。…