ここは富山県高岡市の雨晴(あまはらし)海岸。スッキリと晴れた日には富山湾越しに女岩と3000メートル級の立山連峰が望めます。この日は立山連峰を見ることができませんでしたが、それでも毛嵐が立ち、息を呑むような光景を見せてくれました。
万葉の歌人大伴家持も魅了され、多くの歌を詠み残しています。源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか雨が晴れるのを待ったという「義経岩」は、地名「雨晴」の由来ともなっています。
アクセス 高岡市内から車で30分程度。
道の駅「雨晴」が併設されています。
撮影日時 2021年2月中旬 午前6時〜8時
気温 0℃
文/坂本憲司
写真/坂本憲司
Related Posts
2024-11-14
雄川ブルーに包まれる神秘の空間
雄川の滝は、鹿児島県南大隅町に位置する美しい滝で、幅60mの断崖と、そこから流れる落差46mある滝。そして岩々の間から絹のような繊細な滝がエメラルドグリーンの滝
2024-11-12
青い海と幻想的な夕景に包まれる浦富海岸
浦富(うらどめ)海岸は、リアス式海岸の奇岩や断崖が織りなす壮大な景観と、透き通る青い海が魅力のエリアです。海岸線に点在する奇岩や洞窟は、まるで彫刻のような自然の