標高438mの大星山頂上にある展望台からは、南瀬戸内海の壮大な景色を一望でき、世界に誇れる多島美が広がります。瀬戸内海の風景は、江戸時代に日本を訪れたドイツの博物学者シーボルトも絶賛したと言われています。穏やかな海でありながら、潮の流れは速く、歴史的には難所とされています。しかし、その海面には空と雲が映し出され、ため息が出るほど美しく、難所というよりも、穏やかで神秘的な風景が広がる場所として記憶に残る海景です。
アクセス 山陽自動車道玖珂(くが)ICまたは熊毛ICから40分程度。
駐車場有り
撮影日時 2020年3月初旬 午後3時〜6時
気温 10℃
文/坂本憲司
写真/坂本憲司
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