青森県産の「ひば」をふんだんに用いた全長300メートルの木造橋「鶴の舞橋」は、日本一の長さを誇る三連太鼓橋です。橋が架かるのは、岩木山の雄姿を湖面に映す「津軽富士見湖」。1994年、日本古来の建築技術を受け継ぐ職人たちの手で丁寧に造られました。やさしく弧を描くアーチと、木のぬくもり。そのたたずまいは、まるで大空を舞う鶴の姿のようです。「鶴の舞橋」という名は、まさにそこから生まれました。四季折々に表情を変える湖畔に静かに寄り添い、訪れる人の心を和ませてくれます。
アクセス JR陸奥鶴田駅より車でおよそ10分程度
駐車場有り
撮影日時 2025年6月下旬 午前3時〜6時
気温 20℃
文章/坂本憲司
写真/坂本憲司
Related Posts
2024-11-12
青い海と幻想的な夕景に包まれる浦富海岸
浦富(うらどめ)海岸は、リアス式海岸の奇岩や断崖が織りなす壮大な景観と、透き通る青い海が魅力のエリアです。海岸線に点在する奇岩や洞窟は、まるで彫刻のような自然の
2024-11-21
空と海が出会う絶景スポット「17END」
宮古島諸島の下地島にある「17END」は、下地島空港の滑走路17の先端に広がる人工海岸です。白い砂浜と、驚くほど透明なエメラルドグリーンの海が魅力で、青空との美
2025-08-06
伝承と朝日が彩る白濱神社の神聖なる瞬間
白濱神社の海上鳥居は、朝日と共に浮かび上がる神秘的な景色が見どころです。伊豆最古の神社として、三嶋大明神が黒潮に乗って到来し、イコナヒメと結ばれたという伝承が伝