日和山海岸は、秋(10月〜11月)に発生する「滝雲」で有名です。滝雲とは、山々の稜線に沿って雲が這い回り、まるで滝のように下に流れ落ちる現象です。日和山海岸では、この雲が消えることなく海上に広がり、沖に浮かぶ小島「後ヶ島」まで覆うこともあります。特に早朝に見るこの景色は圧巻で、幻想的な光景が広がります。気象条件次第ですが、訪れる価値のある記憶に残る風景です。
アクセス 城崎温泉より車で15分程度。
撮影場所は県道11号線(但馬漁火ライン)沿いの御待岬海中公園駐車場。
撮影日時 2022年11月初旬 午前6時〜7時
気温 5℃
文/坂本憲司
写真/坂本憲司
Related Posts
2025-03-14
朝日に映える日本の原風景
京都府の丹後半島の西側に位置する網野町の磯。ここには、日本海に突き出た小さな棚田があり、朝日が昇る頃には、水面に映る青空と茜色の雲が、日本の原風景を象徴する美し
2024-11-11
雲海と富士山が織りなす黄金の朝
高ボッチ高原は、標高1,665メートルの高さから壮大な景色を楽しむことができる絶景スポットです。特に、10月中旬から12月上旬(道路閉鎖前)までの早朝には、圧倒