ここは長崎県佐世保市。大小208の島々が織りなす「九十九島」です。その名のとおり“数えきれないほどたくさんの島”を意味する、詩的な呼び名です。リアス式の入り組んだ海岸線が生んだこの多島海は、日本でも屈指の美しさを誇ります。
石岳展望台から眺めた夕景は、まさに息をのむような絶景。海は黄金色にキラキラと輝き、島々のシルエットが浮かび上がる様子は、まるで絵画のようです。映画『ラストサムライ』の冒頭シーンにも使われたというのも納得の風景です。
展海峰、船越展望台、弓張岳展望台などの展望台から見る九十九島も絶景です。日中は真っ青な海が広がり、緑に包まれた島々とのコントラストが印象的です。光と風が島々のあいだを行き交い、静かで豊かな時間が流れています。まさに“日本の宝石箱”と呼ぶにふさわしい景色です。
アクセス 石岳展望台 JR佐世保駅より車で15分程度。無料駐車場より徒歩10分
撮影日時 2025年7月下旬 午前9時~11時30分・午後6時~7時30分
気温 34℃
文章/坂本憲司
写真/坂本憲司
Related Posts
2025-07-09
ブナの森に抱かれた三十三の湖沼、「十二湖」
世界自然遺産・白神山地の西端に広がるこの場所は、1704年の大地震によって山が 崩れ、点在する湖が生まれたと言われています。崩山の山頂から見下ろすと、ちょ…
2024-11-19
早朝に流れ落ちる滝雲の奇跡
北八ヶ岳山麓の豊かな緑の中に静かに佇む御射鹿池(みしゃかいけ)は、日本画家の東山魁夷が描いた「緑響く」のモチーフとなった池と言われています。木々が映りこむ水面が




