志賀町にある能登金剛の奇岩「機具岩」は、機織りの神様にまつわる夫婦岩で、機織りの道具に似た形からその名が付けられました。16メートルと12メートルの二つの岩が寄り添い、しめ縄で結ばれた姿は神聖な雰囲気を漂わせます。「能登二見」とも呼ばれ、伊勢の二見岩に似ていますが、能登では大きい岩が女岩、小さい岩が男岩とされています。そして何と言ってもここの夕日は絶景。昼間とはまるで違う表情を見せ、その神秘的な姿が訪れる人に感動を与えます。
アクセス のと里山海道西山ICより約30分。
駐車場有り
撮影日時 2019年8月下旬 午後6時〜7時
気温 26℃
文/坂本憲司
写真/坂本憲司
Related Posts
2024-11-23
雲海に包まれる湖、屈斜路湖の絶景
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖で、その雄大な自然が魅力です。津別峠展望台からは、初夏から秋にかけて発生する雲海が湖と山々を包み込み、ダイナミックで幻想的な景観を
2025-01-13
月と風が紡ぐ、早朝の富士山と笠雲の絶景
山中湖は富士五湖の中で最も広く、富士山に最も近い湖です。そのため、間近で雄大な富士山を楽しむことができ、夏の早朝には赤富士、冬には紅富士が見られます。穏やかな天
2025-01-31
新春の光に紅く輝く富士山
富士五湖の最北端に位置する河口湖は、富士山の真北にあり、湖畔からシンメトリーな美しい稜線の富士山を望むことができます。この河口湖の北側から見る富士山は、まさに独